妊娠1ヶ月(0〜3週)
■ママの体の変化・自覚症状・ケア■
妊娠週数は、最終下系の開始日を妊娠0週0日としてカウントします。1週は0から6日までの7日単位で数えます。
卵巣から排卵された卵子が静止と出会って受精すると、受精卵になります(2週頃)。受精卵は細胞分裂を繰り返しながら子宮へ行き、着床すると(3週頃)妊娠が発覚します。
つまり、妊娠0週〜1週は赤ちゃんはまだいないことになります。
体の変化もほとんど見られませんが、基礎体温をつけていると高温期が2週間以上続くことで妊娠に気付くことがあります。
子宮の大きさは妊娠前と変わらず、鶏の卵ぐらいの大きさですが、黄体ホルモンの働きでやわらかく厚くなります。
■赤ちゃんの成長■
受精卵は0.1mmですが、妊娠3週末になると、赤ちゃんの大きさは約1mm、体重は約1g。2週間ぐらいの間に10倍に育ちます。体の前後左右を決める1本の線が生まれ、最初に神経管が出来て、脳や脊髄、内臓のもとになる組織も次第に出来てきます。
「胎芽」とよばれるこの時期の赤ちゃんは、体の半分が頭でながいしっぽがありタツノオトシゴのような姿をしています。 男の子か女の子かは受精の瞬間に決まっています。
妊娠2ヵ月(4〜7週)
■ママの体の変化・自覚症状・ケア■
まず、月経が止まります。月経周期が規則的な人は、予定月経が数日遅れた段階で妊娠判定約で発覚することもあります。
体が熱っぽい、眠い、むくむ、乳首が痛いなどの自覚症状が出てきます。新陳代謝がさかんになるので乳白色のおりものが増えます。お腹がすくと胃がムカムカする、今まで好きだったものが嫌いになるなど、つわりの症状も出てきます。
妊娠前に比べて子宮がひとまわり大きくなるので、膀胱が圧迫されておしっこが近くなったり便秘気味になったりします。 赤ちゃんは薬の影響を受けやすい時期なので、むやみに薬などを飲まないようにしましょう。
■赤ちゃんの成長■
大きさは約10mm、体重4g(7週末)。超音波検査で4〜5週で胎嚢(赤ちゃんが入った袋)、6週で心臓の動き(胎児心拍)が確認できます。魚みたいだった体も、頭と胴の2頭身になります。 子宮の中では胎盤が形成され始め、赤ちゃんとママをつなぐ「へその緒」が発達し始めています。顔の眼鼻や手足がおおまかに整い、脳や脊髄の神経細胞も80%ほどがこの時期に作られます。心臓や肝臓、胃腸等の内臓や皮膚や筋肉も形を整えはじめてます。
妊娠3ヵ月(8〜11週)
■ママの体の変化・自覚症状・ケア■
子宮は大人の握りこぶし大(11週末)になりますが、まだ恥骨より上に出ないので、お腹のふくらみは目立ちません。大きくなった子宮が膀胱や直腸を圧迫するため、頻尿になり、便秘がちな人はさらにその傾向が強くなるかもしれません
足の付け根がつったり、腰がだるくなったり、乳首やその周りが黒ずんできます。
つわりがピークの時期です。空腹時に症状が強くなります。
1回の量を少しにして回数を多く食べたり、お腹がすく前に一口軽く食べるなどの工夫をしましょう。また、冷やすと食べやすくなります。吐き気が強いときの水分補給は、氷をしゃぶるなどするといいでしょう。
おりものが増えたり、においがあったり、色がついていたら受診しましょう。
■赤ちゃんの成長■
身長約9cm、体重約20g(11週末)。
胎芽と呼ばれた時期から胎児と呼ばれるようになります。頭・胴・足が発達しちょうど3頭身くらいになります。手足の指もはっきりしてきて、爪が作られ始めます。まぶたや唇、頬、下顎もできてきて次第に人間らしい顔になってきます。
内臓も腎臓と尿感がつながり活動し始めます。胎盤とへその緒と通じてママから栄養をもらうようになります。
11週くらいになると超音波ではまだ見えませんが、男女の区別が外見に現われてきます。
超音波で見ると手足を活発に動かしているのがわかりますが、胎動として感じることはありません。 
9週頃の赤ちゃん→→
妊娠4ヵ月(12〜15週)
■ママの体の変化・自覚症状・ケア■
妊娠15週末の子宮は子供の頭大になり、おへその下ぐらいまで大きくなるので、お腹が少しふくらんできます。また子宮が骨盤の上のほうへ上がってくるため、膀胱や腸への圧迫が減り、頻尿や便秘が多少改善されます。
14週ごろに胎盤が完成すると、流産の心配はほとんどなくなります。
マタニティスポーツをする(主治医の許可を得て)など、生活を楽しみましょう。ほとんどの人はつわりが終わって食欲が出てきますが食べ過ぎに注意しましょう。赤ちゃんの分まで食べる必要はありません。 体温が高くなって汗をかきやすくなります。厚着をやめ、体温調節ができるような衣類を心がけましょう。
■赤ちゃんの成長■
身長約16cm、体重約100g(15週末)。
骨や筋肉が発達し人間らしい体つきになってきます。内臓器官もほぼ完成し、心臓や肝臓が活動を始めます。また頭がピンポン玉くらいの大きさになり、頭にはうっすらとうぶ毛が生えてきます。外陰部のかたちもはっきりしてきます。
卵膜も丈夫になって、羊水の量が増えていきます。羊水を飲んではおしっこをして、口に触れたものに吸いつくという反射神経が備わってきます。
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